小野瀬順子氏は、社会福祉法人征峯会において、障害のある人の表現活動を社会へつなぐ「ウェルフェアアートプロジェクト」を立ち上げた事業推進者である。長年赤字が続いていた障害者就労継続支援事業を黒字化へ導いた経験を持ち、その後、障害者アートを福祉施設の中だけにとどめず、展覧会や企業との連携、商品開発などへ広げてきた。重度の知的障害がある子どもの母親としての経験も活動の原点にあり、障害の有無にかかわらず、誰もが持つ可能性を発揮し、社会の中で正当に評価される環境づくりに取り組んでいる。
私の思い 障害者アートが身近にある未来へ
私が目指しているのは、限られた著名な作家を生み出すことだけではありません。
障害のある多くの方に、描くことを通じて希望や生きがいを感じていただき、社会とつながる機会を届けたいと考えています。
そのために、障害者アートに関心を持つ企業と、創作活動を行う障害のある方や障害者施設をつなぎ、企画、作品選定、契約、デザイン、商品化、広報までを総合的に支援します。
また、全国の作者や施設、作品、展覧会、商品、企業の取り組み、専門家などの情報を集め、広く発信していきます。
「障害者アートについて知りたい」
「作品や作者を探したい」
「自社の商品や活動に取り入れたい」
「作品を社会に届けたい」
そう思ったときに、最初に訪れ、相談していただけ、障害者アートに関する情報と機会が集まる総合窓口になることを目指します。
企業の規模や経験を問わず、安心して障害者アートに取り組める仕組みを整え、実際の事例やノウハウを蓄積・公開することで、参加へのハードルを下げていきたいと考えています。
私の役割は、単に企業と作者を仲介することではありません。企業、障害者施設、作者、デザイナー、専門家など、さまざまな立場の方々をつなぎ、それぞれにとってより良い成果を生み出すことです。
一人ひとりの作品が社会へ届き、その喜びが次の創作への希望につながる。そして、障害者アートが特別な取り組みではなく、企業活動や私たちの暮らしの中に自然に存在する文化となる。
私は、そのような未来を皆さまとともにつくっていきたいと考えています。
私が取り組む、二つの使命
私には、障害のある方の可能性を広げるために取り組む、二つの使命があります。
1.障害者アートの推進
障害者アートの魅力と可能性を社会に広く伝え、障害のある方が創作を通じて希望や生きがいを感じ、社会とつながる機会を増やします。
2.就労支援事業所の黒字化
就労支援事業所の経営を改善し、安定して活動を継続できる事業基盤をつくります。それにより、利用者が安心して働ける環境を守ります。
この二つは、それぞれ独立した取り組みです。しかし、どちらにも「障害のある方が希望を持ち、その可能性を発揮できる社会をつくる」という共通の想いがあります。
私は、障害者アートの推進と就労支援事業所の黒字化という二つの使命に、それぞれの方法で取り組んでいきます。
NEWS
小野瀬順子氏 セミナー
「障害者アートと雇用が生み出す新たな価値」
一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会 セミナー
■ 日時: 2026年6月16日(火) 14:30~16:00
■ 会場: THE TENDER HOUSE(ザ テンダーハウス)B1F
■ 住所: 〒108-0071 東京都港区白金台4-19-16
障害者アートと雇用が生み出す新たな価値
社会福祉法人 征峯会 事業推進室
小野瀬 順子 様
障害者アートの可能性と、それを活かした雇用創出の取り組みについてご紹介いただきます。福祉とビジネスが交わることで生まれる新たな価値、そして企業・業界としてどのように関わることができるのか、具体的な事例を交えながらお話しいただきます。
➡ 日本皮革製品メンテナンス協会
Maison de Palette
ONOSE PROJECT
障害者アートを活用した
プロダクト開発プロジェクト
Maison de Palette Official Web
SNS
私達は小野瀬順子の活動を応援します。
PROFILE
こちらは三男のしょうまです。
当事者になったからこそ感じた、偏見や差別。しょうまが幸せに暮らせる社会を創りたい。障害があっても差別されない優しい社会にしたい。
何かできることはないかと考え、私は社会福祉士を取得しました。その際に実習でお世話になったのが征峯会です。
ふるさと納税のおせち製造が間に合わず、新聞沙汰に・・・
それを引き金に会社は破産
母とは年中ぶつかり、喧嘩が絶えず、月末に近づくと資金繰りの不安で眠れないこともありました。その時の私は障害のある息子を抱え、会社を立て直すという思考になりませんでした。学んでもいない、感覚だけで経営している本当にひどい経営者でした。200名の社員と家族いるのに、ただただ解放されたい。普通に家族で穏やかに暮らしたい。そんなことを望む毎日でした。そして、思考は現実化してしまいました。2020年1月、ふるさと納税のおせち製造が間に合わず、新聞沙汰に・・・それを引き金に会社は破産し、連帯保証人であった私も破産しました。精神的にも肉体的にもボロボロの中で、母はひきこもりました。私は弁護士に言われるがままに、各店舗に夜中に行き、張り紙を貼りました。会社の電話、携帯、FAXは鳴りやまず、債権者から本社の扉をたたき続けられました。従業員の説明会では、冷たい床に土下座をし、ただひたすらに謝罪をしました。社員やパートさんから罵声を浴びせられ、いろんなものが飛んできました。母は隣で泣きながら震えてました。
ヤフーのトップニュースにのる、自宅がワイドショーに映る、どこにいても人の目が突き刺さる、針のむしろのような生活を送っていました。無職でお金もなく、これからどうしようという不安と焦りの中にいるとき、お声をかけてくださったのが
経歴
15店舗飲食店を17年間経営
特別支援学校PTA本部役員及び会長8年間
社会福祉法人征峯会 株式会社FVP
講師歴
・障害者工賃向上セミナー:東京都・茨城県・宮崎
・障がい者芸術文化活動支援事業:茨城県・エーブルアートジャパン
・一般財団法人日本プロスピーカー協会 7講演/年